外構工事における相見積もりの重要性を解説!適切なタイミングやポイントも紹介

「外構工事の見積もりは複数の業者から取った方がいい?」

「相見積もりのタイミングやポイントを知りたい」

新築を建てる際に重要となる外構工事ですが、外構工事には定価がないため、提示された見積もりが適正価格なのか判断するのは難しいですよね。

外構工事を適切な価格かつ確実な工事で進めたいのであれば、複数の業者から見積もりを集めて比較する「相見積もり」です。これにより、工事内容や費用を業者ごとに比較検討でき、予算オーバーや施工トラブルを防ぐことができます。

価格で損をしたり、業者選びで後悔したりしないように、必ず相見積もりをおこないましょう。

本記事では、外構工事の相見積もりが重要な理由や、実際に見積もりを取るタイミング・押さえておくべきポイントを詳しく解説します。

外構工事の相見積もりが重要な理由

外構工事の相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼し、工事費用や提案内容、サービス内容を比較することを指します。

外構工事を納得して進めたいのであれば、この相見積もりが非常に重要です。ここからは、相見積もりがなぜ重要なのかを詳しく説明していきます。

適正価格が把握できる

外構工事には定価がありません。工事の内容や設置したい設備などによって、価格は変動します。また、同じ工事でも、業者によって価格が違うケースが多いです。

そのため相見積もりをすることで、工事にかかるおおよその適正価格を把握することができます。

また、適正価格を把握することで、提示された金額が高すぎるのか、あるいは安すぎるのかも判断しやすくなります。高すぎる価格はもちろん注意が必要ですが、安すぎる価格に対しても「なぜこれほどまでに安いのか」の理由を探るきっかけになります。

複数の業者の価格差が確認できる

外構工事の内容が同じでも、業者によって価格差が生じます。数十万円単位の価格差が出ることも珍しくありません。

この価格差は、使用する材料の仕入れ先や人件費、現場と業者の距離などによって生じます。複数の業者から見積もりを取り、費用の違いを把握することが大切です。

価格差の確認は、予算内で最適な外構工事をするための重要な要素となります。

業者ごとの提案内容やサービスを比較できる

同じ要望を伝えても、業者によって提案やサービスの内容はさまざまです。

相見積もりを行うことで、各業者の提案やサービスを比較し、そのなかで自身の理想とする外構やデザインを叶えてくれる業者を見極められます。

また、自分が考えていなかった魅力的なデザインや、生活をより快適にする外構の提案などにも出会える可能性があります。

業者の対応の丁寧さを確認できる

見積もりを依頼する際のヒアリングや提案、質問に対する回答、説明のわかりやすさなど、業者の対応の丁寧さを確認できます。

対応の丁寧さは、契約後の工事の信頼度や、万が一トラブルが起きた際の対応力に直結します。相見積もりを通じて、施工前の段階から、信頼できる業者かどうかを見極めることが可能です。

外構工事の相見積もりのベストなタイミングは?

新築の外構において相見積もりはとても重要ですが、適切なタイミングで実施しなければその効果を最大限に発揮できない可能性があります。

建物の引き渡し間近に慌てて外構工事を進めると、納期優先で割高な業者に依頼せざるを得なかったり、レイアウト設計やプランが練れずに理想とは違う仕上がりになったりするので注意が必要です。

ここからは新築・リフォームそれぞれの相見積もりのベストなタイミングを解説します。

新築の場合は引き渡しの3~6ヶ月前

新築を建てる場合、建物の間取りや配置が確定した直後がベストです。

家の引き渡し間近になって慌てて業者を探し始めても、理想の業者が予約で埋まっていたり、じっくりと比較検討したりする時間がなくなってしまいます。

引き渡しから逆算して、3〜6ヶ月前には相見積もりをスタートし、業者とプランを考えていきましょう。

リフォームの場合は希望時期の3ヶ月前

既存の外構のリフォームや修繕の場合も、希望する工事開始時期の約3ヶ月前には相見積もりを始めましょう。

また、繁忙期を避けて依頼することも重要です。

新築の建築が多くなる2月〜4月は、業者にとっても繁忙期となります。繁忙期は業者のスケジュールが埋まりやすく、見積もりに時間がかかったり、価格が高くなったりする可能性が高いです。

もし、繁忙期を避けることが難しい場合は、さらに早めに動くことをおすすめします。

外構工事の相見積もりをおこなう際のポイント

相見積もりをおこなって、理想の外構を作り出すためにはいくつかポイントを押さえておくことが重要です。ここからは6つのポイントを解説します。

相見積もりは3社がおすすめ

相見積もりは、多くの業者に依頼すればよいというわけではありません。最適な業者を効率的に見極めるには、「3社程度」に絞るのがおすすめです。

2社だけだと比較対象が少なく、単なる二者択一になりやすいです。提示価格が適正か判断しにくかったり、業者からの提案を十分に比較検討したりすることが難しくなります。

一方、4社以上になると、見積もりの確認や打ち合わせ、現地調査への対応などに時間と労力がかかりすぎ、かえって非効率になりかねません。3社に絞ることで、費用や提案内容の妥当性を把握しやすく、適切な業者選びがしやすくなります。

また、「極端に安い業者はなぜ安いのか」「もっとも高い業者の提案にはどのような付加価値があるのか」といった点も確認しやすいです。

相見積もりは3社程度に絞って、価格・デザイン・信頼性のバランスが取れた最適な業者を選びましょう。

要望やイメージをまとめておく

業者に相談する前に、「どんな庭にしたいか」「どんな機能や設備(駐車場や植栽など)が欲しいか」といった要望やイメージをまとめましょう。

具体的な情報があるほど、業者側も精度の高い提案や要望に沿った見積もりを出してくれます。インターネットやSNSで「こんな庭にしたい」というイメージに近い写真があれば、ぜひ用意しておきましょう。

また、「とにかく費用を抑えたい」「デザインにとことんこだわりたい」など、自分が重視する点についても明確に伝えることが重要です。

複数の業者に同じ条件で見積もりを依頼する

正確に比較するためには、各業者に同じ条件で見積もりを依頼することが大切です。

条件が異なると、価格や提案の比較自体が無意味になってしまいます。

作り出したい庭のイメージや工事の範囲、使用したい素材の希望、予算の上限など、すべて統一した情報を伝えてください。

内訳が明瞭に表示されているか確認する

業者から取った見積もりは、明瞭に表示されているか確認しましょう。

業者のなかには、詳細を記載せずに「一式」と表記されている場合があります。「一式」だけでは、どんな工事をどこまで実施するかが不明です。

曖昧な記載ではなく、以下の点をチェックして明瞭に表記されているか確認してください。

確認事項ポイント
単価・数量工事内容ごとの単価や数量が明確に記載されているか
材料・製品使用する材料や製品のメーカー名・品番まで特定できるか
諸経費どのような費用(管理費、運搬費など)が含まれているか

不透明な点があれば、納得いくまで業者に説明を求めましょう。誠実な業者であれば、分かりやすく詳細を説明してくれます。

他社の見積もりは共有しない

相見積もりは、あくまで「要望に対して、各業者がどのような価格・提案を出すか」を比較するためのものです。そのため、原則として他社の見積もりや資料は見せずに依頼するようにしましょう。

他社の見積もりを見せると、価格競争に引き込まれ、単に価格を下げるだけの提案をされてしまうリスクがあります。また、他社のレイアウトやデザインを安易に模倣するような、不誠実な業者に依頼してしまうおそれもあります。

各業者の価格や提案をフラットな視点で比較検討するためにも、他社の情報は伏せておきましょう。

施工後の保証やアフターフォローについても確認する

外構工事は、完成して終わりではありません。工事後の保証期間や内容、万が一の不具合が発生した際のアフターフォローについても、事前に確認しましょう。

保証やアフターフォローが充実している業者は、それだけ工事の品質に自信を持っているということです。また、顧客に安心感を得てもらう目的で保証やアフターフォローを設けているため、誠実な業者と判断できます。

保証内容が書面で提示されるか、連絡窓口が明確になっているかなども含めて、施工後の保証やアフターフォローを確認しましょう。

外構工事の見積もりを取るまでの流れ

外構工事の相見積もりは、以下の流れで進めましょう。

流れポイント
①業者のリストアップ実績や得意な工事、評判・口コミなどをリサーチして、依頼候補となる業者を3社程度に絞り込む
②工事内容や希望する仕様を具体的に説明自身の要望やイメージをまとめて、すべての業者に同じ条件を伝える
③見積もりの収集と比較業者からもらった見積もりやプラン提案を確認し、比較する
④業者の最終決定比較検討の結果、価格や提案・サービス内容、信頼性のバランスが取れた最適な業者を選ぶ

各ステップのポイントを押さえて、もっとも納得できる業者を選んでください。

まとめ

外構工事を適切な価格かつ確実な工事で進めたいのであれば、相見積もりをおこなうことが重要です。相見積もりによって、業者ごとの工事費用や提案を比較できます。

ただし、相見積もりを成功させるためには、自身の要望・イメージの明確化と業者の見極めが重要です。本記事で解説したポイントを実践し、後悔のない業者選びと、満足のいく外構工事を実現させましょう。

解体工事 簡単セルフ見積り