新築の外構工事のタイミングは?早めに段取りするメリットや失敗しないための注意点も解説

「新築の外構工事はいつやるべき?」

「早めのタイミングのほうがいいのかな?」

新築住宅を建てる際、生活するうえでかかせない外構工事はいつから始めればいいのか迷いますよね。

新築の外構工事は、「基礎工事完了後から引き渡し前」のタイミングで実施するのが一般的です。このタイミングで実施することで、新居への引っ越しと同時に完成した外構を使用できます。

新築の建物の段取りに集中しすぎて、外構工事のタイミングが遅くなってしまう人は多いです。ただ、外構工事の計画や着工が遅れると、生活上の不便や予算オーバーなど、さまざまな問題が発生する可能性があります。

本記事では、新築の外構工事をおこなう最適なタイミングや、早めに段取りすることのメリット、失敗しないための注意点について解説します。

新築の外構工事をおこなうタイミングは?

新築を建てる際には、家の外にある門やフェンス、カーポート、植栽など、敷地を構成する「外構」の工事も重要です。外構は、家の機能性や利便性、防犯性を高める役割があります。

ただ、新居で快適な生活をスタートさせるためには、外構工事を実施するタイミングがとても重要です。ここからは、一般的な外構工事のタイミングについて解説します。

もっとも一般的なのは基礎工事完了後〜引き渡し前

新築の外構工事でもっとも一般的なタイミングは、建物の基礎工事が完了してから引き渡しまでの期間です。このタイミングで外構工事をすることで、新居への引っ越しと同時に完成した外構を使用できます。

また、建物の間取りやテイストが定まっている段階なので、建物と外構のデザインを統一しやすいメリットもあります。家全体に統一感を持たせて、理想の家づくりを進めることが可能です。

新築の引き渡し後だと外構がない状態での生活となる

新築の引き渡し後や引き渡し直前での外構工事はおすすめしません。このタイミングで外構工事をおこなうと、外構が整っていない状態で生活を始めることになります。

新築に入居してからゆっくり外構の設計・工事をすることも可能ではありますが、その間は庭や駐車場が使えないため、生活に不便が生じるおそれがあります。

スケジュールに余裕を持って、なるべく外構まで終わらせてから入居するのがおすすめです。

季節を考慮して依頼することも重要

外構工事のタイミングを決める際には、季節的な要素も考慮する必要があります。

春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)は、外構工事に適した季節とされています。気温が穏やかで、雨も比較的少ないため、工事がスムーズに進みやすいです。

一方、梅雨時期(6月〜7月)は雨が多く、工事が遅延しやすいため注意が必要です。また、冬季(12月〜2月)は、地域によっては積雪や凍結により工事が困難になる場合もあります。

理想的なスケジュールは、春や秋に外構工事が完了するよう、数ヶ月前から計画を始めることです。

外構工事を早めに段取りしておくメリット

外構工事を早い段階から計画することには、多くのメリットがあります。ここからは以下の4つのメリットについて解説します。

  • ・時間をかけてプランニングできる
  • ・複数業者の比較ができる
  • ・余裕を持ったスケジュールを組める
  • ・新居での生活をスムーズに始められる

時間をかけてプランニングできる

早めに外構工事の計画を始めることで、十分な時間をかけてプランニングができます。

外構は、建物と同じく長く使用するものです。駐車スペースの配置や、アプローチのデザイン、庭の植栽計画など、じっくり検討すべき要素が数多くあります。

時間に余裕があれば、さまざまなデザイン案を比較検討したり、実際の生活動線をイメージしながら計画を練ったりすることが可能です。

複数業者の比較ができる

早めに計画を始めれば、複数の外構業者から見積もりを取り、比較検討する時間が確保できます。

外構工事の費用や提案内容は、業者によって大きく異なります。同じ要望を伝えても、デザインの提案や、使用する材料、工事費用などに差が出るものです。

複数の業者を比較することで、自分の予算や希望にもっとも合った業者を選べます。

急いで決めなければいけない場合、十分な比較ができず、後悔する選択をしてしまう可能性があるので注意が必要です。

余裕を持ったスケジュールを組める

外構工事を早めに計画することで、完成まで余裕のあるスケジュールを組むことが可能です。

外構工事は天候に左右されやすく、雨天時には作業が中断される場合もあります。また、思わぬトラブルや設計変更が発生することも少なくありません。

スケジュールに余裕があれば、こうした予期せぬ事態にも柔軟に対応できます。

新居での生活をスムーズに始められる

外構工事が引き渡し時に完了していれば、新居での生活をスムーズに始められます。

引っ越し当日から駐車スペースが使用でき、整備されたアプローチを通って玄関に入ることが可能です。また、門扉やフェンスが設置されていれば、プライバシーも守られ、安心して生活を始められます。

また、引っ越し後は新しい環境への適応や、片付け、各種手続きなど、やるべきことが山積みです。そうしたなかで外構工事の打ち合わせや立ち会いをおこなうのは、大きな負担となります。

事前に外構が完成していれば、新生活をストレスなく進められますよ。

外構工事のタイミングが遅い場合のデメリット

外構工事はできるだけ早く業者に相談するのがよいですが、タイミングが遅いとさまざまな問題が発生する可能性があります。

ここからは以下の3つのデメリットについて解説します。

  • ・十分なプランニングができない
  • ・生活上の不便が生じる
  • ・予算不足に陥りやすい

十分なプランニングができない

外構工事の計画が遅れると、十分なプランニングの時間が取れず、納得のいかない計画になってしまう可能性があります。

限られた時間の中では、複数のデザイン案を比較したり、細部までこだわったりすることが難しいです。また、後になって「こうすればよかった」という後悔が生まれやすくなります。

外構は一度完成すると、変更や修正には大きな費用がかかります。駐車スペースの位置やアプローチの動線などを後から変更するのは容易ではありません。

十分な検討時間を確保できないことは、長期的に見て大きなデメリットとなります。

生活上の不便が生じる

外構工事のタイミングが遅れて、引き渡し後に工事をおこなう場合、生活上の不便が生じます。

たとえば、駐車スペースが整備されていなければ、車を置く場所に困ります。仮設的な駐車スペースを確保したとしても、雨の日には泥だらけになったり、地面がぬかるんで車が動かせなくなったりする可能性が高いです。

また、門扉やフェンスがない状態では、通行人からの視線が気になり、プライバシー面で不安が残ります。敷地が開放された状態なので、防犯性も低い状態です。

せっかくの新生活を快適に始められないのは、大きなストレスとなります。

予算不足に陥りやすい

外構工事の計画が遅れると、予算面でも問題が発生しやすくなります。

建物の建築費用が予算をオーバーしてしまい、外構工事に十分な予算を確保できないケースは意外と多いです。建物の工事が進んでから外構の費用を知ると「こんなにかかるとは思わなかった」と驚く人も少なくありません。

外構工事は、デザインや使用する材料によって費用が大きく変動します。予算が限られると希望する外構を実現できず、妥協を強いられることになります。

最低限の機能だけを備えた簡素な外構になってしまったり、一部の工事を後回しにせざるを得なくなったりするので注意が必要です。

新築の外構工事はハウスメーカーと専門業者どっちに頼むべき?

新築の外構工事は、おもに「ハウスメーカー」か「専門業者」への依頼で実施できます。

「どっちに依頼すればいいの?」と迷うかもしれませんが、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った選択をすることが重要です。

依頼先メリットデメリット
ハウスメーカー・建物と外構の打ち合わせ・支払いなどをまとめて段取りできる

・建物工事と外構工事を一括して管理してくれるため、スムーズに進行しやすい
・下請け業者が工事をするため、仲介手数料が発生して工事料金が割高になる

・専門業者に比べると、デザインや提案の選択肢が少ない
外構専門業者・自社スタッフで工事をおこなうため、仲介手数料がかからず費用を抑えられる

・豊富な経験と専門知識に基づいた質の高い提案を受けられる
・建物工事と外構工事で窓口が分かれるため、管理に手間がかかる

・信頼できる業者を自分で選定する必要がある

予算に余裕があり、手間を省きたい場合は、ハウスメーカーへの一括依頼が向いています。窓口が一本化されるため、外構工事がスムーズに進行しやすいです。

一方、費用を抑えたい、外構にこだわりたいという場合は、外構専門業者への直接依頼がおすすめです。複数の業者を比較し、費用面・デザイン面で納得できる業者を選ぶことで、満足度の高い外構を実現できる可能性が高まります。

新築の外構工事で失敗しないための注意点

外構は、新居での快適な生活に関わる重要なポイントです。外構工事をスムーズかつ満足いく内容にするためには、以下の注意点をおさえておきましょう。

  • ・実績豊富な業者を選定する
  • ・自分の要望や理想のイメージをまとめておく
  • ・定期的に業者と打ち合わせをする

実績豊富な業者を選定する

外構工事の品質は、業者の技術力や経験に大きく左右されます。そのため、実績豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。

業者選定の際は、過去の施工事例を確認し、デザイン力や施工技術を見極めましょう。可能であれば、実際に施工した現場を見学させてもらうのも効果的です。

また、実際に外構工事を依頼した人の口コミや評判も参考になります。知人や近隣で外構工事をおこなった人から話を聞いたり、インターネット上のレビューを参考にしたりなど、複数の情報を確認しましょう。

自分の要望や理想のイメージをまとめておく

外構工事を成功させるためには、自分自身の要望や理想のイメージを明確にしておくことが重要です。「どんな庭にしたいか」「どんな機能や設備が欲しいか」を具体的にしておきましょう。

具体的な情報があるほど、業者側も精度の高い提案や要望に沿った見積もりを出してくれます。インターネットやSNSで「こんな庭にしたい」というイメージに近い写真があれば、用意しておくのがおすすめです。

また、予算の上限も明確にしておきましょう。「このくらいの予算でできる範囲で」と伝えることで、現実的な提案を受けられます。

定期的に業者と打ち合わせをする

外構工事を成功させるには、業者との密なコミュニケーションが欠かせません。

計画段階では、複数回の打ち合わせを通じて、詳細なプランを詰めていきます。図面だけでは分かりにくい部分もあるため、疑問点があれば遠慮なく質問し、納得できるまで確認しましょう。

工事が始まってからも、定期的に現場を確認することをおすすめします。図面通りに工事が進んでいるか、仕上がりに問題はないか、実際に確認することで安心できます。また、現場を見て気になる点があれば、すぐに業者に相談しましょう。

まとめ

新築の外構工事は、タイミングが非常に重要です。「建物が完成してから」と後回しにせず、早い段階から計画を始めることで、理想的な外構を実現して快適な新生活をスタートさせられます。

基礎工事完了後から引き渡し前のタイミングで、信頼できる業者に依頼しましょう。

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